祇園祭 前祭・山鉾巡行（後編）

山鉾連なる美しき風景





最初から1番目が決まっている長刀鉾に続くのは
今年の山一番となった占出山でした。

巡行が進む御池通りは車幅が広い為、後に続く山鉾が連なります。
孟宗山の後ろに続くのは函谷鉾と山伏山。

東山を背景に次々と向かってくる山鉾は非常に見応えがあります。

そしてその中で行われる函谷鉾の「辻回し」は本当に画になる風景。
この一枚の写真の中だけで函谷鉾・山伏山・綾傘鉾・菊水鉾
・太子山・霰天神山・油天神山・鶏鉾の8つの山鉾が集まっています。

函谷鉾の辻回しの次に来たのが山伏山。

そして綾傘鉾。稚児も暑い中、頑張っていました。

さらに巡行が続きます。こちも8つの山鉾が連なる贅沢な風景。

菊水鉾の辻回しが行われました。


見応えのある風景が広がります。

車幅が御池通りほど広くない河原町通りでは見れない風景。
道路いっぱいに巡行行列が続きます。

そして観客が一際沸いたのが螳螂山。
かま、首、羽が動くカマキリさんは相変わらずの人気。
動きがある度に歓声が行っていました。

御池通りの緑を背景に進むカマキリさんが画になっていました。

再び続く巡行風景。
左側には鶏鉾・月鉾、右側には白楽天山・保昌山。
そして更に後ろには放下鉾が続いています。

山鉾連なる中での辻回し。本当に画になります。

暫く巡行を見ていると放下鉾は室町通り付近で待機。
後ろから来た岩戸山が追い抜いて行きました。
これは各鉾町に戻っていく中で放下鉾が前祭では新町通りの
一番南（新町四条上ル）に位置する為、新町通りを南に
下っていく山鉾を先に行かせないと通れない事になる為です。

先に行った岩戸山が辻回し。独特な形の船鉾が後ろに続いています。

本当に船の形をしている船鉾も辻回しによる方向転換完了。

そして最後に来たのが先程待機していた放下鉾。

こちらも御池通りの緑を背景にして無事に辻回しが行われました。
見に来られていた観客からは大きな拍手が送られました。