2017年 06月 24日
鞍馬寺「竹伐り会式」 |
2017年6月20日。
鞍馬寺にて「竹伐り会式」が行われました。
「竹伐り会式」は約1100年前に峯延上人が大蛇を退治した故事に
由来しており、江戸時代になると近江と丹波の両座に分かれ
竹を切る早さを競い、両地方の豊凶を占うようになりました。
鞍馬寺へと向かう僧兵姿の鞍馬の大惣法師仲間。
緑美しい境内を進んでいきました。
午後2時。本殿金堂では「竹ならし」が行われます。
竹伐り会式の公正を期すため、竹を切り揃えます。
手にした山刀を思い切り、振り引き下ろして竹を伐ります。
その姿は大迫力で竹が伐られると観客からは拍手が起こりました。
「竹ならし」が終わると、本殿金堂の中で神事が行われます。
壇上では雅楽に合わせて「舞楽」が行われました。
舞楽が終わると、「勝負伐り」が始まります。
信楽香仁貫主の手にした檜扇で開始の合図が行われます。
扇による合図で「丹波座」「近江座」の両座が竹を伐り始めます。
竹を早く六つに伐り分けた方が勝利となります。
今年、いち早く伐り分けたのは6年ぶりに「近江座」。
誇らしく駆け抜けていく姿に感動を覚えました(^^)
by youpv
| 2017-06-24 14:00
| KyotoPhoto(洛北)
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